GPA-SJ 補修
このヘルメットの発売当時をご存じの方はけっこういい年した中年の方ですね?
今ではヘルメットも有る程度のメーカー物を買えば即レースや走行会等で
使用できますが走行会という発想も無ければ
当時レースで使えたのはアライのX-75レーシングやショウエイの一部のみで
他のヘルメットは強度不足でMFJでは使えませんし
普通の人はスネル規格ってなに?
あの頃のクノー(今のSetaですね)とかリードなどJIS1種か2種が
公道の標準でした。
さすがに私もまだ子供の頃ですが
カワサキW1S-AやホンダCB750K0の新車当時の昭和46年頃まで
全てのバイクはノーヘルOKの時代でその数年後ですから
昭和50年代後半にもならないと開発も追いつくハズもなくイイ商品は
製造不可能だったと思います。
海外でも一般道、アウトバーンやフリーウェー(アメリカCAは15年前までノーヘルOK)が
ある海外とではヘルメットを被る意味が違いすぎますし
そんな'70Sの2輪4輪界で使用されていたヘルメットがGPA、AGV、BELL等の
欧米の物が代表格でした。
当時のタイレル(今はティレルと発音しますね6輪車格好良かった)
JPSロータスのロニーピーターソンやパトリックデパイユ、フェラーリーのジル・ビルヌーブ(ジャックの親父)で
去年イギリスGoodWoodFestivalでジャックが親父ジルの乗っていたフェラーリ312T3かな?
F1を当時ジルが身につけていたGPAヘル(この為にGPAが新調した)とスーツで
ドライブしました。
2輪では'70Sのヨーロッパの2輪耐久レースでで活躍した
フランスカワサキワークスのSidemm(シデム)カワサキのライダー
イヴォン・デュハメル(エディーローソンより前世代のライダーですね)等が
GPA(GPA KEVLAR(ケブラー) 後F1が市販)ユーザーでした。
国内ではF2(F3000後のフォーミュラーニッポンの前身)で星野一義選手が
アライが現在みたいに超一流メーカーになる前に愛用していました。
私も当時GPAに憧れほしかったのですが
例えばのアライのスネル規格の物(初期のスネル75)でX-75が\18,000-
RX-7最初期型が40,000-と高価だったですが
GPA-G2(後日UPしますがアゴ゙ひもタイプ)で\43,000-位で
この画像のSJはG1、G2よりグレードの高いモデルで\53,000-位。
これも後日UPしますが「F1」と言うレースで被る
ケブラー繊維で帽体は(もちろんGPAは全てMFJ公認スネル規格)は
なんと\68,000-!今じゃいくら相当なのでしょうかね?
このヘルメットはドゥカやグッチ、アグスタ、BMW等の
お金持ちライダーが贅沢にもバイクに合わせて被っておりましたね。
私はアライを被っておりましたが今のアライ物とはとても比較にならない物で
スネル規格を通す為に当時のアライは重いこと!軽いが危険か?重いが安全か?
どちらかで
GPAはポリカーボネート製なので非常に軽いしシールドがアライやショーエイより
早くからシールドを開けたらロックする機構で当時とても斬新で
アゴに有るベンチレーション(G1はナシ)も当時これぐらいでした。
今では人気のアメリカ製シンプソンも昔はあの形状(顔)を
国内2輪レース界では突起物と解釈され使用不可でしたし
シンプソンユーザーには失礼ですが当時あんなメットを被っていたら高かったですし
友達も被っていましたが結構変人扱いされた保守的な時代でした。
BELLも為替の問題で価格が高い割にアライと大して変わりないし
帽体も大きくボテッとして当時ほとんどの人はカッコいいとは思えず
これも高くて手も出せませんでした。
この当時は外国製品を買い道楽する事は今とは意味が大きく違い
'1970まで$/\360-の固定相場時代なので
例えば今人気のスポーツハーレーを当時買うと言う事は
今の価格の3倍以上すると言うことでとても庶民には買える物ではありません。
景気は悪いですが円高はとはいい時代です!
頑張れば庶民でも選択枠に外国車を1台加える事が出来るのですから。
で?この画像のGPA-SJはアゴひもの代わりに
アゴと首を固定する「通称ギロチン」の部分が経年変化で硬化して
ヒビが入り割れましたので修理してみました。
ただ、大きな衝撃が加わった物や3年以上使用したヘルメットも使用不可で
オススメ出来ませんがこれも例外に漏れる事無く普通の接着剤では付かない樹脂を
わざと使用し再生出来ない様になっておりますが無理矢理接着!
(裏にグラス繊維溶着~)~ポリパテ盛って~整え塗装?塗装か~?
待てよ~?カーボン柄のフィルム余っていたから貼っちゃえって感じです。
(新旧のコラボかな?)
最後にコレはあくまで「コレクションの修理」なのでこういう部分を
修正したモノを乗車に再利用することは絶対にやめて下さい!
危険ですので。。。
今ではヘルメットも有る程度のメーカー物を買えば即レースや走行会等で
使用できますが走行会という発想も無ければ
当時レースで使えたのはアライのX-75レーシングやショウエイの一部のみで
他のヘルメットは強度不足でMFJでは使えませんし
普通の人はスネル規格ってなに?
あの頃のクノー(今のSetaですね)とかリードなどJIS1種か2種が
公道の標準でした。
さすがに私もまだ子供の頃ですが
カワサキW1S-AやホンダCB750K0の新車当時の昭和46年頃まで
全てのバイクはノーヘルOKの時代でその数年後ですから
昭和50年代後半にもならないと開発も追いつくハズもなくイイ商品は
製造不可能だったと思います。
海外でも一般道、アウトバーンやフリーウェー(アメリカCAは15年前までノーヘルOK)が
ある海外とではヘルメットを被る意味が違いすぎますし
そんな'70Sの2輪4輪界で使用されていたヘルメットがGPA、AGV、BELL等の
欧米の物が代表格でした。
当時のタイレル(今はティレルと発音しますね6輪車格好良かった)
JPSロータスのロニーピーターソンやパトリックデパイユ、フェラーリーのジル・ビルヌーブ(ジャックの親父)で
去年イギリスGoodWoodFestivalでジャックが親父ジルの乗っていたフェラーリ312T3かな?
F1を当時ジルが身につけていたGPAヘル(この為にGPAが新調した)とスーツで
ドライブしました。
2輪では'70Sのヨーロッパの2輪耐久レースでで活躍した
フランスカワサキワークスのSidemm(シデム)カワサキのライダー
イヴォン・デュハメル(エディーローソンより前世代のライダーですね)等が
GPA(GPA KEVLAR(ケブラー) 後F1が市販)ユーザーでした。
国内ではF2(F3000後のフォーミュラーニッポンの前身)で星野一義選手が
アライが現在みたいに超一流メーカーになる前に愛用していました。
私も当時GPAに憧れほしかったのですが
例えばのアライのスネル規格の物(初期のスネル75)でX-75が\18,000-
RX-7最初期型が40,000-と高価だったですが
GPA-G2(後日UPしますがアゴ゙ひもタイプ)で\43,000-位で
この画像のSJはG1、G2よりグレードの高いモデルで\53,000-位。
これも後日UPしますが「F1」と言うレースで被る
ケブラー繊維で帽体は(もちろんGPAは全てMFJ公認スネル規格)は
なんと\68,000-!今じゃいくら相当なのでしょうかね?
このヘルメットはドゥカやグッチ、アグスタ、BMW等の
お金持ちライダーが贅沢にもバイクに合わせて被っておりましたね。
私はアライを被っておりましたが今のアライ物とはとても比較にならない物で
スネル規格を通す為に当時のアライは重いこと!軽いが危険か?重いが安全か?
どちらかで
GPAはポリカーボネート製なので非常に軽いしシールドがアライやショーエイより
早くからシールドを開けたらロックする機構で当時とても斬新で
アゴに有るベンチレーション(G1はナシ)も当時これぐらいでした。
今では人気のアメリカ製シンプソンも昔はあの形状(顔)を
国内2輪レース界では突起物と解釈され使用不可でしたし
シンプソンユーザーには失礼ですが当時あんなメットを被っていたら高かったですし
友達も被っていましたが結構変人扱いされた保守的な時代でした。
BELLも為替の問題で価格が高い割にアライと大して変わりないし
帽体も大きくボテッとして当時ほとんどの人はカッコいいとは思えず
これも高くて手も出せませんでした。
この当時は外国製品を買い道楽する事は今とは意味が大きく違い
'1970まで$/\360-の固定相場時代なので
例えば今人気のスポーツハーレーを当時買うと言う事は
今の価格の3倍以上すると言うことでとても庶民には買える物ではありません。
景気は悪いですが円高はとはいい時代です!
頑張れば庶民でも選択枠に外国車を1台加える事が出来るのですから。
で?この画像のGPA-SJはアゴひもの代わりに
アゴと首を固定する「通称ギロチン」の部分が経年変化で硬化して
ヒビが入り割れましたので修理してみました。
ただ、大きな衝撃が加わった物や3年以上使用したヘルメットも使用不可で
オススメ出来ませんがこれも例外に漏れる事無く普通の接着剤では付かない樹脂を
わざと使用し再生出来ない様になっておりますが無理矢理接着!
(裏にグラス繊維溶着~)~ポリパテ盛って~整え塗装?塗装か~?
待てよ~?カーボン柄のフィルム余っていたから貼っちゃえって感じです。
(新旧のコラボかな?)
最後にコレはあくまで「コレクションの修理」なのでこういう部分を
修正したモノを乗車に再利用することは絶対にやめて下さい!
危険ですので。。。