見落としがちな部分

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画像は私のバイクのヘッドライト(メーター回り)の画像ですが masaru号みたいな形のバイクは例えば転倒や立ちゴケをした場合に レバーの曲がり(折れ)やウィンカーとかも壊れたりしますが それと同時に支えている部分も曲がる場合があるのですが その典型がウィンカーの付け根と共締めされている「ライトステー」です。 私のバイクを例えると画像でイメージしてもらいたいのですが ライト(ケース)とウィンカーを支えるステーが有るのでコレが曲がり 転倒した逆側に押されて光軸がずれる場合がありますよね。
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画像の様にメーター位置(鍵穴)とライトケースの丸い部分 (750系の速度警告灯の取り付け蓋)が一直線上に揃っているか? 確認すると曲がりの有無が解ります。 でもこの手のバイク場合、それだけ修正や交換するだけでは直らない 場合が有ります。
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画像中心部に映っている金具「ヘッドライトケースブラケット」が 衝撃でずれたり曲がったりしてライトステー交換で正しい形状沿って 曲がりも矯正され直る場合も有りますが厳密には組み直しても 横を向く場合もあるのです。 それと光軸の左右も気づきづらいですが感覚的に上下は 車検に自分で思うより下側だな?とか感じる方も多いと思われますが だからと言って力まかせに上に引き揚げると調整範囲の差が 大きければ大きいほどこのブラケットが引っ張られて曲がる事になります。
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なので邪道な事はせず大事なバイクですから画像4の様に調整ネジを弛めて 上下を適正な位置に合わせ締め直す様に整備しましょう。 カワサキZ系でこの部分を見るとブラケットがグニャグニャになっていたり ライトが転倒方向から押されて真っ直ぐ前を向いていないバイクを 沢山お見受けしますがライトの光軸はキチンと調整する事は 自分の為だけではなく対向車の為でもあるのですから。 近年ではもっと容易な取付方法でライトステーをFフォークにつまむ構造や トップブリッジやステム等に付いているモノがほとんどで交換も容易で 調整も楽なハズなので一度ライトを前から覗いて正しく前を向いているか? 確かめて見てはいかがでしょうか? 立ちゴケ等の覚えがあるバイクの方は案外曲がっているカモ知れませんよ。 まぶしい対向車にムカつく事有りませんか? 光軸が合っていなければ明るいライト付けてもムダなだけで 他人様には大変迷惑なだけです。