テールカウル周りの点検整備

今回のニン吉いぢりは?地味~な作業その2・・・テールカウル周辺のいぢりです。

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普通は外見だけ磨けばOKですが確認も含めバラしてみましょ。 バラせば?中の状態でコイツの履歴も解ってきますからねイイじゃないかと。
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バラした画像からですが どんな扱い方をされてきたか?試乗する事もバイクの素性を知るにはとても有効な方法ですが 他にもこうした「汚れ方」でも判るのですよ。 ニン吉は「全体的に均等にヤレている事」であることが挙げられますが ヘタに一ヶ所だけキレイだったり部品が片側だけ新品だったり 怪しいところはございませんでしたから安心しております。
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イイ意味錆びてますねぇサブフレームにも修正した後みたいな異常はありません。 錆ている=なにも問題なく今まで長年付いていたと推測できますしね。 この先自分で交換するなら? フツク×2  =\1,300- キャップ×4 =\480-コレを交換すればイイですからね。 でも今回は?ココの部位のメッキもあまり品質が良くないので 新品買ってもすぐまた錆びますので塗装して再生利用する事にしました。
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そこで!単純な事だけどやっている方がヒジョ~に少ない事を一つ! 灯火類の清掃って皆さんやってますか? 電球だって球切れするまでそのまま使ってはいませんか? デジカメマジックで差が判りづらいのですが なにもしないと電球の表面は汚れで曇り照度が下がりますのでウィンカーやテールランプは 「衝突事故」を防ぐ為には常に明るくシゴトをしてもらいたいモンです。 ニン吉は逆車なので国内仕様のモノとは異なり テールランプとナンバー灯は単独になっておりますが この通り汚れていては夜間走行で信号待ちとか汚れで暗ければ? バイクの存在も薄くなり後方から衝突される危険もあるので年に一度位はカバーを外して 球や反射鏡の汚れや状態を点検するのが望ましいでしょう。
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一通り掃除点検しココも問題もなくまた一安心。 さぁ今度は組み直しますがカワサキのマニュアルって国内メーカーで一番大雑把なモノですよね。 配線の引き回しも一応書いてはございますがこの画像に映るコネクターから後ろは マニュアルの指示がございません。 だけどバイクにある程度関わっていれば大丈夫ですよねぇ? ちゃんとハーネスを納めるフックが付いているので順序よく這わせて行けばヨシ! 最後のカウルを組んだ中を見てほしいのですが 這わせ方だけじゃなくココに水が入ったら?って考えてギボシは上になる様に組んでみました。 こういう目に付かないところもちょいと拘って見ると他人様がチラっと覗いたときに 「おっキレイだな!」って解る人には解るんじゃ無いかなぁ~って思います。
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グラブバーを持っているのは? ココをタンデムした場合ブレーキを掛けると?進行方向に力が掛かりますよね? 長穴なので進行方向に突き当ててからネジを締め込むのがお行儀でしょ。 そして仕上げにKawasakiエンブレムにワックスの拭き残しがあったのでキレイにしてみました。 泥や剥げ錆を取り塗装して全部の部品を組み直して終了し 裏側から覗くと?「ん~結構イイじゃん!」って少しばかりかニヤけてました。 今日も風はそれなりに吹き 花粉かな?結構な鼻水垂らしてやっておりました。 でも~いぢるのはたのしぃ~! 作業内容:テールカウル周辺の点検、塗装&清掃   4H(積算時間17.5H) 使用部品:ナシ              (累積合計\15,292-)