オイル滲み対策
今回は去年暮れに購入したパーツの一つPMC製タコメーター取り出し口の交換です。
masaru号ちょいと滲むが早い気がしますけどね・・・
前回ネタW400ネタでも触れましたが現行車はほとんど電気式でエンジン回転数を示す針の動きを
ステップモーターを使用し点火パルスで取り出していることからこのバイクの様にカムシャフトの
ギア回転からワイヤーを介しカウンターに変換し回転数のメーター表示はだいぶ減りましたね。
昔は電気式メーターは中のその手の部品の一つ一つが高価な物でしたから機械式が一般的でした。
それは開発費を新しいモノには必ず乗せるので仕方の無い事ですがその電気式も登場から一般のバイクに
採用しもう25年以上(GP、GPz系は電気式で電圧計兼用)経っているので今では電気式を採用すれば
このバイクの様にオイルの滲む箇所も減らすことも出来るメリットも有るのでメーカーにとって
好都合かも知れませんよね?ただ電気式は針の動きがスムーズなのでバイクが冷たく感じます。
そこでオイルを漏れづらくしたいのがユーザーの願望でもありますが画像3枚目と4枚目で
比べてもらえば解ると思いますが黒い丸いゴムOリングが2つ着いているこの対策品を着けてみます。
現状でも納車時に整備済みなので換える必要も無いのですがネタになるかな?とやってみました。
但し!PAMSでも言われましたがOリングを2つにしても
「ギヤーのシャフトを通すパッキンが痩せればそこから漏れる」ので対策しきれるかは?と。
そう言われ私も疑問も感じ・・・まぁイイか!今回は自己満足レベルとイイと思います。
ここのパッキンやタコメーターワイヤーの取付ネジ山にテープを巻いてから取り付ける事も
滲み対策に有効と思われあと5枚目の画像で純正品と対策品のOリングを比較すると
厚みも若干違うことが解りますが純正品を2個装着しハマるか試しましたがキツイのでやめました。
本体の外径がノギスやマイクロメーターで測りはしませんでしたが対策品の方が若干大きくしヘッドの
穴とのクリアランス「隙間」を少なくしパッキンの役目を少なくしているのかも知れません。
「パッキン」は所詮消耗品なので仕方ないですしまた油脂類も前回書きましたが消耗品です。
それとご注意頂きたいのはタコメーターの取り出しのギアーを無理矢理に絶対入れないで下さい!
ムリしてこじって入れると最悪曲がった状態でシャフトが回りますので故障の原因になり
ちゃんと合わせ面を探りながらねじ込んで装着ですね。
※ちなみに日本製の電気式タコメータの歴史は
昭和35年に永井電子機器(株)のULTRAシリーズが国産では一番最初に商品化されております。