PCVの効果は?

また最近、季節の変わり目か?雨の日が多いので雨上がりでバイクを出すと?

必ずこの時期は温度差も手伝ってブローバイガスがガンガン出ますからね
毎日乗らないバイクはオイルには酷な季節ではあります。

さて、本題のこの部品。
どれだけの効果を出すか?今日ちょいと午後一に乗って来ました。

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50Km位かな?乗って来ましたがシート下のパイプにもガスの水蒸気が通った跡が。 取り付けは本来クランクケース近くに付けるのが理想的ですがあくまで今日は実験ですので。 前回にも書きましたがコレはワンウェイバルブという性質上 出口側を上向きに付けた場合、水が逆流したりバルブの開閉を妨げる事になるので 出口側すぐヨコにバイパスのチューブやキャッチタンクで水を排除する必要があるでしょうね。 それらの理由で今回は下向きになるところは最後尾になるのでこういう形になりました。
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走行後の出口の絵ズラですがこの通り変な汁がへばり付いておりますので予想通りの良いシゴト! あと走りの方ですが、確かにエンジン回っている割にはマイルドな感じも体感出来ます。 高回転でアクセル抜いてもス~ッと前に行く感じがちょっと変な感じです。 そして、シフトダウンの減速時は走行後で考えて結論付けたのですが そもそもmasaru号はバックトルクリミッターが付いているので コレを投入した事で減速しやすくなった様な劇的な変化はありませんでした。 なのでクロスしてないミッションやバックトルクリミッターのナシの車両 ビッグシングルや、ツイン車圧縮比が11.0:1位のハイコンプエンジンなら?なお有効でしょう。 ホレ!SR系やハーレーにもこの手の部品が売られてますよね? カワサキW1系なんて312CC×2気筒エンジンで4速のワイドレシオのミッションなので 効果が大きいんじゃないかな? そしてこの手を安価で購入すれば?コストパフォーマンス大デスが コレが5萬圓とか高価ならこの部品はやはり私には手が出せませんね・・・ 余談ですが輸入車の二輪メーカーでこのバルブに不具合が出て近年リコール騒ぎがございましたが あれは排出容量の不足か?バルブ本体の動作不良で弁が閉じたままになってしまい クランクケース内圧の逃げ場を失って弱いフィラーキャップのOリングやエンジンの合わせ面から オイルの吹き抜けとかも起こったらしくリコール回収後にこの部品が再生産されたかは不明です。 それを嫌ってか?ホレ!2スト車のリードバルブあるじゃないですか? あれと同じ構造のPCVが最近は存在してますね。 とにかく!動作不良を起こす取り付けや取り付け後のアフターメンテを怠ると固着等起こし 上記の様なエンジンに悪影響を与えるのでマメにメンテする事が望ましいと思います。
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点検窓の比較ですが装着前と装着後、いつもこの時期曇る点検窓もスッキリ見えます。 何度も書くけどワンウェイ(一方通行)バルブという性質上、一度出たモノは逆流しませんので 長期保管のブリザーパイプ装着車の場合、自動的に栓をする様なモンなので ココからエンジン稼働後のクランクケース内より湿気の多い大気を吸わないので オイルにも不純物が混ざらず劣化防止にもなるだろうし ムダに汚れないからエンジンやミッションにはイイと思いますよ。
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