真冬は油温注意報!

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今回のネタは前回予告してましたが油温計を仕入れて見ました。 masaru号は調子イイのですが以前から目安として油温と油圧は数値で見たいよな?と気にはなって この手を一気に解決するにはデジタル式センサーを要所に張り巡らせた物が一番イイのですが イメージが湧かずに足踏みでしたが今回仕入れた温度計は 何処かこういう古いバイクに似合うのでは?と 思いいつかは付けたいと延び延びでしたがやっとやる気を出してみました。 油圧と油温の重要さは反復で何度も書いておりますがバイクをごく一般的な使い方をしている方は オイル交換時期を含め真夏の油温は案外オイルクーラーと高性能オイル&走り方でだいぶ補える事が 出来ますが真冬の油温の低下は意外に盲点なので数値で管理したい所であります。 温度低下に気付かず知らず知らずのアイドル低下で不安定に陥りノッキングの連鎖で 最悪はエンジンをどんどん痛めて行きますが特に大排気量の空冷エンジンはパワー重視の 発熱量の多い片寄ったチューンをした場合は柔軟性は低く水冷車と比較しても ラジエターやサーモスタット等の温度管理が出来ないバイクは 季節でそれなりの仕様変更は必要であり こういう意味でも旧車なんですよね?空冷4発は。 余談ですが一時GPz900R系エンジンでデカいラジエターが流行りましたが確かにノーマルで 日本の道路事情での使用は使用条件が合わずに容量の大きいラジエターを好む傾向が高いですが 誰にも当てはまるワケじゃなく自分の使用温度も把握せず水温(油温)が上がらず 強制ファン全開で温度を下げすぎて壊す例もあります。 コレも前回ネタでも書きましたが空冷車でオイルクーラーも現在は適正温度以下になると オイルクーラーへのバイパスカットされる水冷車のラジエター同様機能のサーモスタットが 売られているのでそれを装着すれば管理は容易になるはずです。 ただ私の場合は昔ながらのやり方でオイルクーラーのコアに蓋を貼る様にしておりますが そのカバー1つでも拘る方は皮ケースーを造りコアに被せる方もいる!カッコいいですね~ あっ!付ける前にハロゲンヒーターで炙りまして動作確認???ヨシ!でした。
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話を戻しこの油温計の機構は至ってシンプルでありご家庭で天ぷらを揚げる方はご存じかな? 要は天ぷら用の箸の上に温度計が付いているモノと同じでそれをフィラーキャップに付けると? という発想で商品化されたのかな?と思わせられる部品で意外にもこういうタイプは シンプルで故障もしづらいのでほしいとも思っておりました。 それと実際に装着しましたが「プラグ電極の向きを合わせる」話しじゃ無いですが 偶然キュとしめた所がイイ向きになりましたがオイルの滲みで もっと回さなければいけないのであれば向きを合わせる調整しなきゃですね。
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あとこの油温計の「もう一つの使い道」を発見しましたが 昔オイル量レベルを点検するのにレーサースタンドで車体を水平に立て 他にも水平な場所を見つけたく場所を探る為たまたまフィラーキャップの上に 液体の水準器を当てて見たことがあるのですがそれがなんとドンピシャ! でこの油温計に応用すると画像の様に油温計の中の液体の空間が真ん中に 来たところが車体のほぼ水平状態と言うことで 正しい車体姿勢でオイル量も見られると言うことですよね?新たな発見がここにもありました。
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