気遣うのもバイクの味

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今回は先日はログ友さんとログ友の集いで 富士五湖を一周した時にのんびりクルマの流れに合わせ走行中に 信号や渋滞で停車するとアイドリングが時々不安定になり 気温が低く油温が安定せずエンジン回転が安定しないと思われ こういう寒い時期や地域を走る場合と反対の暑い地域や 連続高回転を行う場合、この温度差にバイクが対応出来る様に オイルクーラーの追加装着をした場合飾りじゃ無い限り ノーマル以上に冷却効率が高くなるので 寒い寒冷地でオイルクーラーを 使用をすれは逆効果でありオーバークール気味になりますよね。 この時点で私は温度低下やアイドル不安定で起きる 油圧低下によるカムのかじり等を起こさない様に わざと2000rpm程度にアクセルを開けて信号待ちをしておりましたが 「油温」も確かに大事ですが「油圧」が掛からなければ オイルが正しく循環せずにエンジンには悪影響と言う事を忘れがちです。 例えば絶対的に発熱量の高いエンジンにオイルクーラーを追加する事で 油温も確かに安定はしますが時期や場所、用途で逆効果の場合も 時々出てきますのでライダーをその辺を意識して扱わなければ バイクの寿命を無意識に縮めてしまいますので気を付けたい所でしょう。 そこでオイルクーラーは冬季の街乗りにはお休みして頂く様に 本体への走行風を遮断する為に昔は走行風が当たる面に カッコ悪いですが昔は段ボールとか蓋をしてオーバークールを防ぎました。 今ではカッコいいカスタムパーツも豊富でホースの中間に 必要な温度になるとパイプのバイパスが開き不要なときは閉じる 「サーモスタット」もございますのでホースの中間点に 装着するのもイイでしょう。 ただサーモスタッド装着すると横から配管を回したら見た目が ヤボったく見えるのは私だけでしょうか? そして現在は主流になりつつある水冷車もですが 各メーカーの水冷の初期型では温度管理もイマイチで熱風で ライダーをあぶる様なバイクも有りましたが現行車はかなり改善されてとの事で 温度上昇を電動ファンで強制的に冷やす事や サーモスタットも付いて2系統で管理されておりますので その辺も空冷車と比較し温度を高温に上げエネルギー(出力)を出しやすく 温度もオーバーヒート&オーバークールにも比較的柔軟に対応できる様に 設計され特に250CC4気筒車等は水冷車だからこそあれだけの アイドリング~超高回転と柔軟に対応し商品化する事が出来た典型であり あの超高回転を空冷で一般用途の温度管理は不可能だと思います。 面倒なこんな話も現行品の水冷車を買って乗っていれば一切気を遣わないで イイ部分ですがでも何故?高性能で気遣いも少ない現行車を安易に買える時代に わざわざメカに気遣いながら古いバイクを乗るのかは? やはり人間の刻々と変わるわがままな感性にしっくり来る部分や 時々裏切られる部分が入り交じり生き物みたいな部分がこの手のバイクには あるからかなぁ?と私は思い結局は人付き合いみたいな部分をも このバイクには持ち合わせているのカモ知れませんから こういう古いバイクの魅力にハマるライダーも多いのでは? と個人的に思っており例えばインスタントみそ汁やコンビニ弁当は美味い! でも毎日だとマンネリになりマズく感じるのですが メーカーは味をバッチリ研究管理して美味いモノを製造しているんで 常に美味しいモノを提供しようと考えているのですからね。 でも何故?マズく感じる時があるのかは? 人間の味覚は常に変化をしているのだと思います。 なのでご家庭でおみそ汁が食卓出て(出して)「薄い!濃い!」と騒ぐより 「薄い濃いが有るからおみそ汁は美味しい」と文句を言う前に思える方が こういうバイクは気長に乗れるのかな~?とも思う今日この頃 皆さんのバイクは冬支度は出来ましたか?