変な目つき

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ヘッドライトのお話ですけど
「過去の書庫バイク~お宝探偵団(CIBIE)」も参照して下さい。

現在私のZ1(masaru号)のヘッドライトはCIBIEですが
通称Zビームと呼ばれ売られていたMOTO用-CL-2ですが
このライトは今で言うHIDみたいな物で明るいライトの代表格でした。

ハロゲンヘッドランプが普及する前はヘッドライトは
「シールドビーム」と呼ばれたもの(Z1の標準品)が主流でしたが

球切れ時に中のフィラメントが切れるとレンズ反射鏡を含め
丸ごと交換でありましたが、レンズと反射鏡と分離させて
中のフィラメントに小さめのガラスを被せてハロゲンガスを注入した物
「バルブ」を装着し球切れ時にバルブのみ交換可能になったのが
現在標準のハロゲンヘッドライトなのです。

この原理を書くとまた違う一つの記事になるのでこれ位にしておきますけど。

そのシールドビームは乱暴な表現をすれば?
現在の車の明るいワインカー程度の光量しか無かったんじゃないかと思います。
でも、それでも良かったんですよ!
昔は街の灯りもそんなに現在の昼間みたい明るい訳でもないし
夜の道 全体が暗ければライトはちょっと光れば見える!そんな時代でした。

今はみんなで明るさ合戦しているので古いライトが
光量不足になってしまう、これも時代の流れですね。

あの頃は一般的にはレンズカットを変え電球のワット数を上げたり
リレーを噛まして電流、電圧、配光等を変更して明るくする

今みたいに電球交換で簡単にライトを明るくする事も出来ますしから
最近の車両にHIDに対抗して明るいハロゲンで130W相当クラスとか有るけど
寿命が短いと思うのでやり過ぎもどうかと。

Zビームのレンズカットは個人的に一番好きですが
「少し変わった感じに」とも思い・・・BIOSCAR(バイオスカー)登場です。

最近オークション等でこのZビームの事を
「W反射」と言っている方がいますが本物のW反射はこちらの
BIOSCAR(バイオスカー)ですからお間違えのない様に。

Zビームは中心にキャップ状のカバーが着いていて
そこで光が屈折するイメージからW反射と誤認しているのでは?と
思いますが残念ながらZビームはCLシリーズであり

本物の構造は内部の反射鏡とバルブがHiとLoの二つあるから
「Bi(バイ)」とは「二つ、両方」の意味でW反射なんですよ!

このまま着ければ今はないH2バルブで55W
しかもこんなバルブほとんどの車でもう使用しておりませんので
ハイワッテージバルブなど当然ながらございません。

反射板とバルブが二つあるHi/Lo切り替えなので
暗い!「ちょっと加工し」着けようかと。

画像3の右からH1かH3のどちらか流用すれば
Lo側はOKですがHiは車検時の光量不足で問題アリデスね・・・。

大胆にLo側のソケットを今のZビームのH4ソケットごと
流用なんて手もアリですね。

これ夜間Lo側を点灯すると上半分しか反射版の構造上
輝きませんので上と下が半分にスパッと切れるので凄い個性的なんです!
なお画像2はこの画像は既にZ1用のライトリムを小加工し装着済みです。

ASSY状態まで追い込んであるのですが
光軸調整も裏からする構造なので表のネジは「捨てビス」を打ってあり
ここのネジでは調整出来ませんがとりあえずポン着け状態です。

加工作業過程を画像で残しながらやるのは作業に集中できないので
いい結果が出ない事が私の場合多いのでねごめんなさい。

こんなランプ点灯している所を昔に見たことがある人はかなりお歳ですね・・・