ラバー(フットレストバー)交換

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masaru号(Z1)を出し後ろから覗いたら左のステップが少し垂れていたので何だと?

ステップ取り付け部に振動を和らげるゴム製のラバーが切れておりました。

古いバイクはエンジンをフレームにリジットマウント(直付け)で振動もライダーに伝わり易いので

ハンドルのグリップやこういうステップにゴムの緩衝材を用いてライダーへの振動に配慮しておりました。

このバイクの前期モデルのW系、マッハ系は当時の最大販売輸出先であるアメリカ市場で

「パワーはあるが振動も凄い」と酷評をもらいこの指摘で振動への配慮もされZ系で改良された部分でもあり

W系マッハ系をお乗りの方から見ればZ系は「振動はなめらか」と感じるはずで現行型をお乗りの方からは

「手足がしびれませんか?」なんて言われると思います。

そしてこういう構造で二次振動を抑えるやり方はほとんどの現行車にはなく

現在の振動を抑える構造としてはエンジンの取り付け部に硬質のゴム等を使い共締めして

振動源の元から抑える構造にほとんどなっておりステップマウントは直付けになりますが

この空冷カワサキZ系もZ1000J以降のモデルもエンジンマウントもラバーマウントになり

ライダーに伝わる振動も違うのでフィーリングも違うバイクに感じると思われます。

今回ラバーが切れたのは振動ではなくバイクを出すときに

ステップが柱に強く当たり切れたのだと思います。

今回は他に消耗品のストック注文のついでに純正品をチョイスしましたが

この様に車体を前後から覗きステップが下にタレ下がっている車両は

ステップのラバーのヘタりがほとんどでしょうから交換してシャキッ!としておきたいです。

今回は整備中の画像はナシで整備後のみです、撮るのが面倒だったので・・・