ウォータポンプ+水回りの交換

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今年の夏休みに一番気になっていた事 クーラント汁をなんとかしないと
実は継続検査後にクーラント交換したら濃度が高かったみたいですが

その程度で漏れるのもおかしい、早かれ遅かれココはダメになるだろうと
思っておりましたが いつやるかと?のびのびにしていたら 漏れてしまいました。

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早速アンダーカウルを外すと?
ん~場所的にウォーターポンプのドレン付近かな。

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新品のクーラント汁。。。仕方ないけど一度抜きます。

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ふぁいと~いっぱ~つ!で ココまで一気にバラしましたが
この時点でマフラーを外さずに交換できないか?と
ダメなら外せばイイのでこの状態から部品交換して行きたいと思います。

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「絵ヅラでは」いきなりですが
ポンプ本体はOリングで圧入+固着で固めでした…
外れた ウォーターポンプ+配管類。

ただしクラッチレリーズとスプロケカバーは外さないと邪魔しており外しましたが
手狭ながらマフラーは外さずにウォーターポンプは外れました。

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あっウヲポン外すその前に
センタースタンドの手前の足がちょいと浮いてるでしょ?

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それは?水回りの交換なので クーラントは当然一度抜かなければなりませんが
エンジンオイルはオイルパンに完全にオイルが落ち点検窓から見えない状態から
さらにコレぐらい車体を右に傾けると?こぼす事無く交換可能でした。

ただし!コレはセンタースタンド車である事で
サイドスタンド車はジャッキのかけ方を間違えてコカさないようにご注意を。

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新旧の比較で固く回転抵抗もあるベアリングはシール付ですから
クルマのタービンの様に簡単には手でクルクルとは回りません。

今までのウォーターポンプのベアリングもシールの抵抗もあり 使えそうだけど
インペラもイイ色しちゃってるし。。。ここまでバラしたら、ね。

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この絵ヅラの部分の様に新品のメカニカルシールを替えただけでは
中にあるインペラ側のシールベアリングが壊れたら後々面倒なのでASSY交換。

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正常なドレン部。

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異常なドレン部(メカニカルシール劣化によるクーラント汁漏れ)
シールが劣化すると?この穴からクーラントが漏れてきますがそのまま放置すると?

ダダ漏れだけではなくクーラントがオイルパン側に混ざってしまい
エンジンオイル+クーラントのカクテルになってエンヂン本体をかなり痛めます。

キャブのフロートバルブ不良によるオーバーフロートで
IN側に燃料ダダ漏れして燃焼室に溜まっちゃう危険度にも似ておりますね。

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半分に割ってハメてから再度 組んだ方が楽デス。

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ウォーターポンプと下側のパイプを組んで半分完了です
マフラーがあるのでちょっと知恵の輪状態でしたけどね。

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なお、取り付けキズ等を付けたくない場合はこんな感じに外すべきでしょう。

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お次はエンヂン側
この時点でマフラーを外さないで行けると確信しましたのでこの状態で交換。

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まずはオイルパンからヘッドに行くオイルラインのパイプを「上2つだけ」をはずし
その内側にあるウォータラインのパイプ4穴あるOリングを外して行きます。

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いやいや・・・ココも固着しているので固いですね。。。

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新旧、交代の図。

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つ・い・た・ー! 
手狭なのでウォーターポンプのパイプとの位置を合わせてから組みましょ。

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交換しなくてもいいカモ?知れませんがどうせココまでバラしたならば?
新品交換しておいた方が気分もイイので。

オイルラインの残りのパイプ(下側)の1か所は
オイルが抜いてあればイイのデスが

今回は入っているのでぴっ!と抜いてぷっ!と交換して
バンジョウを速攻で締めないとオイルがボタボタと漏れますので
「迅速さ」が要求されますw

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上側も完成。

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ちなみにキャブヒーターに連結するニップルが無いモノは
品番で検索すると廃盤みたい。。。仕方ないので同調口のフタを流用
ココは後でクリップも付けたいと思います。

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手がバッチぃので綺麗にしてから いきなり完成の図デス。

一度水を入れて始動 漏れ確認後OKでしたから
再度、本チャンでクーラントを入れて再始動しエア抜き+補充も
この時点では終わっておりますが

全部バラした絵ヅラからこの状態までに戻すのは?
ラジエター+オイルクーラー(ステー)
アッパーカウルステー、配線接続、アッパーカウル、バックミラー
カウルインナー、メーター、センターカウル、アンダーカウル
燃料タンク、サイドカバー、最後にシートを付けて終了。

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先日の記事の通り
サーモスタット~ラヂエターキャップ~ラヂエター間の2本のパイプは
今回も新品を用意しましたが数年前に既に交換済みで問題ないので見送りました
というより あまりにも暑すぎるので。。。もーイイでしょ・・・

この先、汁漏れしても比較的簡単な場所なので今回はコレにてOKで
気になるなら?涼しくなってから再度交換もアリだしね。

ちなみに部品代は覚え書きで書きますが 総額で7万円程度でした。

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コレもー限界か?ココがサビでボロボロになって漏れてくる車体もあるので
社外品でもイイので材質の良いステンレス製の配管とかあるとイイかも?
この配管も滲んでおりましたので腐食によるダダ漏れも時間の問題だったでしょう。

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今まで無交換なので「28年前の部品」っ事だろうけど
コレがZ系なら「当時モン」とか言ってバケてこういうゴミ高く売れたりしてね…?
個人的には再生可能や未使用デッドストック以外は興味がない
ぁあ~そんな事より まぁ良く持ったモンだ大義であった!

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後日、アンダーカウルの中を覗くと?
汁漏れは無くホッとしております~
やっとボデーカバーを取る事が怖く無くなった気がしました!

はぁースッキリした
ただ 久々に指がふやけて熱く痛い。。。シゴトをヤッタ感(大)
丸一日掛かりでやっと完成でした。