一つ一つがバイクの顔です
この前のログ友の集い!で山中湖にて外国人さんがあちこち指しながらかいちょう号 KZ1000A2の特徴を捉えながらもう一人の外国人の方に説明していたのですが 我に返りそう言えば「Zらしさとは?」と説いて見ると結構見つかるモンですね。 見慣れてしまうと全体の雰囲気でZ1だ!と認識してしまうので それでは自分がこのZ1の特徴をこのバイクを知らない方に伝えるとしたら 一つ一つのパーツを「こうだからZ1なんだ!」とブログで書いてみようと思いました。 そこでこの画像達はZ1君の特徴をとも言える部分をザッと撮ってみたのですが カウルの無いバイクは部品の持つ雰囲気が命であり沢山ある中でで代表的な部分を挙げますと 画像1:「リフレクター付きのフロントフォーク」でコレは北米向けヨーロッパ向けにはダミー。 画像2:「ティアドロップタンク」今でもネイキッドモデルの規範でストライプもカワサキでも 現行車ゼファーに採用している位なのでもう崩し様が無いくらい完成されたカラーリングです。 画像3:「砲弾型メーター」マネしたバイクは他メーカーにも沢山ありますが元祖はコレ。 画像4:そして言わずと知れた「ZⅡミラー」ですね。コレも当時ZⅡミラーを カワサキに納入していた協力会社はこのミラーの儲けでビルを建てた伝説があります。 画像5:「キックシャフト」ですが当時の信頼性やメーカーが新機構への過渡期と思われ セルが故障やバッテリー上がりに対応する為セルスタートとキックスタートで始動方法を 2系統にしている事も当時のバイク史の様子がうかがえ面白い部分ですね。 画像6:「ホーン」ですが鳴らすと本体が大きく原付より若干低めの音が鳴るこのホーンも特徴。 画像7:「リアフェンダー」ですが通称「鉄カブトフェンダー」と呼ばれておりましたがその後 Z750FXやZ1-Rの登場で「丸基調から角基調へ」とデザインがABS樹脂製で一新され このフェンダーもZ1系の特徴でありますがZ2乗りの走り屋さんはフェンダーカットまたは外し 当時は私もこのフェンダーもカッコ悪いと思っておりましたが今では無くてはならない 部品と感じる様に私自身も歳を取り考え方も少し回帰し必要と感じる様になりました。 画像8:「グリップ」ですがZ1系のリジッドマウントエンジン(フレームに直付け)の バイクの場合このグリップの突起や厚みで振動を干渉させている事が長距離を乗れば その差は分かるので社外品を選ぶなら防振対策をしたほうが長距離を走るZユーザーさんは 快適に走れると思います。 この通称「三輪車グリップ」私は愛着を感じております。 画像9「ヘルメットホルダー」もこの当時は「ヘルメットホック」と表現され 古いバイクのイイ雰囲気を出しておりシート自体ロックをかければホルダー本体に鍵を 追加しなくてもシンプルでむしろ斬新! 画像10:「リアドラムブレーキ」ですが今ではほとんどがコストが下がった ディスクブレーキになり路面の舗装化も大幅に進みそれと同時に車体タイヤ性能も上がり 整地でのドラムブレーキの出番も少なくなりコントロール性能は確かに ディスクですがFブレーキの取付け位置同様にZ1(750RS)系の大きな特徴と思います。 画像11:「タンデムステップ」もZ1系は直立に付いている事に私は渋さを感じるのです。 画像12:最後はテール周りですがこの雰囲気にシビれたライダーは多いと思います! 画像13:トドメです!リジッドマウントされた量産車世界初のDOHCヘッド オイル点検窓が付いたカバーまだまだZ1の特徴や機能を紹介すればキリが無いですが このZ1君も交換部品は少々あります。 でも「このバイクを知っている方のみ相当やっている事が分かる仕様」なので変更箇所も Zユーザーじゃ無ければ分からない方も多いでしょうが特に「4本マフラー」は Z1(750RS)系の大きな特徴であり相違点でしょうか? 普段からバイクその物の機能を使い切るという意味でも、例えば時々こういう古いバイクを 人前でキック一発で始動させる事も粋な事かもしれませんしシングルホーンも機能しなければ 意味がない!ただの飾りになっちゃいますから機能を維持する為にホーンも固着して 鳴らなくなったら裏側のネジで調整して下さい。 Z系ユーザー以外の方もバイクである以上機能の確認は大事に変わりは無いので 時々清掃したときに使わない機能も動かして点検してみましょう! いざ使えないと悲しいですからね。 こう書いて見るとカウル付きのバイクに比べそれぞれの細かい部品 一つ一つの色や材質、形状や取り付ける向きでバイク全体から出るオーラが変化しますので 面白いと同時に気配りが必要ですよね? 見た目と機能をバランス良く仕上げもオーナー(ショップ)の腕の見せ所でしょうか?http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php