シンプルだから

前回に続き雨走行後にやっておきたいメンテもう一つです。

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コレはZ系のブレーキ強化で一番メジャーなキャリパーだと思いますが このAP-Racing社製CP2696-38EO(旧ロッキード)は当時のレース用なので メンテサイクルは早いけどシンプルな構造なので故障も少ないし ピストンの掃除も積極的に掃除したい所です。 メンテは楽だし、ブレーキ壊れたら危ないでしょ? 但し!構造が理解できない方は特に掃除以上の分解整備はやってはいけません。
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通常の販売状態では割ピン2本でブレーキパッドを留めてありますが 私の場合はメンテを更に容易にしたいので市販で売られている クイックリリースピンを付けてあるからメンテ時も便利なので コレはAPユーザーには大変にオススメですよ。
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このリリースピンを抜けばブレーキパッドはフリーになるので画像の通りに ピストンが顔を見せるのですがスポーツモデルは別に ほとんどの一般車のキャリパーにはピストンに「ダストシール」が着いており 反面、レース用にはそれは無い事を逆手に取れば? シンプルな構造なのでマメにパッドを抜いてエアーガン等でブレーキダストを 吹き飛ばしてやれば相当な異物を噛まない限りはいつもキレイで ノーメンテでパッドカス着きまくりのダストシール付きのキャリパーより ストリートで使う場合イイ結果が出ます。 Z750FOURのRブレーキをこの画像と比較すれば 当時このAPロッキードキャリパーをマネしたことは一目瞭然で 対向2ピストンの構造はそのままでココにフタを着けたら?どうでしょうか。 反面むき出しですから雨の走行後は仇となり可動部は水や泥を被ることもあるので 汚れに気を付けて時に落としてうっすら注油すべきでしょうね。 スゴイ汚れはやはりキャリパー外して中性洗剤の入った水で揉みだし&ゴシゴジと。 レーススペックでもストリートで応用できるモノは探せば沢山あり それは高性能なだけでは無くメンテを素早く正確にできる部品でもあるで 安全性が確保出来るモノは使うべきでしょう。